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2018.07.21 13:00

  • photo(81)

  • 2018.07.22 01:20
    生死を共にする花を持つ人たちのお話¦ 我々は生まれた時に一人一輪、天から花を与えられる。その花は一人ひとり違う花で、どれをとっても同じものは存在しない不思議な花。人々はそれを祝福の花と呼び、我々はそんな一心同体となる花を肌身離さず持っている。 ある恋人が心からの想いを伝える大事な日に自分たちの花を互いに交換しようとした。自分たちの花を相手に渡そうと手を離した瞬間、すっと二人の時が止まった。 離した方と反対の手には相手の花が。ゆっくりと二人の時間は動き出し、互いの記憶が混ざり合い、思い出が流れ、遂には人格が入れ替わっていた。二人は元の自分を忘れ、互いを忘れ、互いの花を持って別れたという。 人ならざるものになりかねない。人は、人であるために自分の花を手放してはならない。自分を見失わないためにも、持ち続けなくてはならない。それは、自分と一生共にするものなのだから。 この花は神の花。魂が、宿り咲く花。
  • 2018.06.25 09:20
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